2006年の作品にしてはCGが安っぽいなぁ、予算を掛けたTVスペシャルって感じだよなぁ (実際2004年のクリスマス時期にアメリカで放送されたものだった) という感想に始まり、
・ゲドが脇役顔だぞ、ロード・オブ・ザ・リングのメリーとピピンを合わせた様な顔だ (映画 X-MEN2 のアイスマンだと気付かず)
・ゲドの師匠はスターウォーズのオビ=ワン・ケノービ? 黒人だからメイス・ウィンドゥ? っつーかリーサル・ウェポンに出てたダニー・グローヴァーじゃないか!
・魔法学院での展開が何ともハリー・ポッターだなぁ
・敵の船上に魔法学校長達が波しぶきとともに現れるシーンはパイレーツ・オブ・カリビアンかっ!
等々言いまくったあげく、「パイレーツ・オブ・ザ・ハリー・ウェポン・ウォーズ」と勝手に命名。
他にも、イントロのナレーション明けでいきなりゲトとガールフレンドのいちゃつきシーンかよ、とか、(ファンタジー系に造詣の有る一人がポツリ一言) ゲド←→ハイタカどちらが真実の名なのかが逆だ、とか、(魔法学院で仲間になるカラスノエンドウを見て) 必ずこういう間抜けキャラが出るよなぁ、とか、(同じく魔法学院で仲間っぽいペネロペというキャラクターに対して) 役柄的に中途半端なハーマイオニーだな、とか、ヒロインのテナー役の女優は喜多嶋舞に似ている、とか、コシル (敵の悪女の名) 役の女優は残念なシャロン・ストーンだ、エロシーンに必然性を感じんなぁ、とかツッコミを入れていた。それと展開の唐突さ或は説明不足な感じに、かなり原作を端折っているんだろうねぇ、とも。
で、結局つまらなかったのかと問われれば、否。安っぽいファンタジーだったが、と言うよりだったからこそか、仲間とワイワイ冷やかしながら過ごせたので不満は全く無い、レンタル料100円だし。
帰宅後、真実の名の事を思い出し検索したところ、その事 (そして上記した我々の感じた事) も含め肝心な所を押さえていない愛の無い作品と原作ファンには不評、原作者本人もこの作品にたいして苦言を呈しているそうな。この後に作られたスタジオ・ジブリの映画にしろ、原作者アーシュラ・K・ル=グウィンが不憫だ。いずれきちんと原作を読もう。
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